博士後期課程は論文を書いてナンボなので、2年目の今年はそれ「っぽい」ものを書いています。
書いたら発表するわけですが、エントリーしてから提出ー査読ー掲載までに9ヶ月くらいかかります(査読を通らないことも普通にあります)。hanakoはそんなにぽんぽん書けないので、学位取得にあと何年かかるかなと計算しては気が遠くなっています。満期退学(最長9年)だけは避けたいと思う今日この頃です。
6月10日のATC交換会の、リアル参加の方々のカードを紹介します。
郵送参加のカードは下記にてご覧いただけます。
今回のテーマは「動物」です。
以下敬称略。
右)
タイトル=ねこと鍋と・・・ 作者=スマイル 折り紙作品=まるねこ:山口真・作
左)
タイトル=ナルニアのライオン 作者=千羽鶴 折り紙作品=おすライオンの顔:笠原邦彦・作
スマイルさんは、土鍋で寝るねこと紙袋に突撃するねこを表現したそうです。「リアルフェイク」シリーズの紙(このシリーズの作品は、山口真氏が提供しています)をすごく効果的に使用されています。
千羽鶴さんのカードは某有名ファンタジーのイメージです。hanakoは原作も映画も未見なのですが、数種類あった背景の中で、このひんやりした森が一番イメージに合ったので、選ばせていただきました。
右)
タイトル=kirin 作者=かとり犬 折り紙作品=キリン:川畑文昭・作
左)
タイトル=パンダ 作者=Harumi Takano 折り紙作品=パンダ:熊坂浩・作
かとり犬さんは、直線的な背景の上にとても幾何学的なフォルムのキリンをのせて、スタイリッシュにまとめています。
Harumiさんはシャンシャンをイメージされたようです。2.5頭身が、子パンダの雰囲気を出しています。
右)
タイトル=いつも一緒 作者=sumi 折り紙作品=ママを追って:永田紀子・作
中央)
タイトル=Change★〜花に紛れるカメレオン〜 作者=よっしぃ 折り紙作品=カメレオン:息子・作、あじさい(葉・花):山口真・作
左)
タイトル=人参畑で朝食を 作者=おかめちゃん 折り紙作品=うさぎ:伝承作品、にんじん:山口真・作
sumiさんはスタンプアートもやっていらっしゃるので、背景処理のセンスが光ります(hanakoはいつも背景に悩んでいます)。確か青の色違いがあったのですが、より明るい感じの緑の背景を選ばせていただきました。
よっしぃさんの息子さんはコンプレックス折り紙が好きで創作もされています。カメレオンのグラデーションと花の色がすごくマッチしていて綺麗です。
おかめちゃんさんのカードは、にんじんが植わっている表現がリズミカルでかわいいです。にんじんの葉をたくさん折って、大変だったのではないでしょうか。
右)
タイトル=タイトルカード 作者=hanako 折り紙作品=トラ:山口真・作
左)
タイトル=Save the Earth 作者=hanako 折り紙作品=ペンギン:山口真・作
リアル参加のトリはhanakoです。
タイトルカードのトラ。今まで、子供向けの本の撮影用作品に簡単な目鼻を描いたことはあったのですが、自分の作品に絵を描いたのは初めてでした。あまり深く考えずに図案を決めたのですが、40枚分に描くのは結構大変でした。
交換用カードは地球温暖化をサブテーマにしてみました。分かりにくいのですが、左上で氷が割れている感じの背景です。タイトルカードも環境破壊系にしようかと考えたのですが、重いのでやめました。
以下の2枚は番外編です。
右)
タイトル=おもてなしの花 作者=Harumi Takano 折り紙作品=花:Dahlia folding:The Stampin Storms
左)
タイトル=葉な 作者=かとり犬 折り紙作品=葉:作者不明
前回リアル参加予定だったのですが、急な体調不良でお休みしたお二人が、作ってあったカードを持ってきてくださいました。前回のテーマは「○○の花」でした。
Takanoさんのは、The Stampin Stormsという、Stampin' Up(スタンプを主とするクラフトアイテムのメーカー)のデモンストレーターの方が紹介していた、Dahlia foldingという技法(折り方)を使ったお花です(という理解でいいでしょうか?)。直径3cmの円を同じように折って重ねただけなのですが、とても綺麗。私の写真には写りきれていないのが残念ですが、紙はレースのようなテクスチャですごくエレガントです。手書きの茎と葉のバランスも素敵です。
「葉な(はな)」というタイトルがおしゃれです。葉っぱとして有名な伝承化している作品を、桜の花に見立てています。かとり犬さんらしく、和風柄の千代紙を使いつつ幾何的にまとめています。
次回の交換会は8月10日からの「折紙探偵団コンベンション」期間中になります。
(リアル参加は、コンベンション参加者のみとなります)
詳細は決まり次第お知らせします。テーマはフリーです。
郵送参加の締め切りは7月31日、一部送料が下記の通り変わります。
3枚の場合→長形3号の封筒1枚に82円切手(変更なし)
6枚以下の場合→長形3号の封筒1枚に92円分の切手
9枚以下の場合→長形3号の封筒1枚に140円分の切手
梱包作業を単純にするために、今まで「1封筒につきカード3枚」としてきましたが、いろいろと相談した結果、あまり手間は変わらないのではないか、それより送料負担と封筒書きの手間を考えた方がいいのでは、ということになりました。上記料金で様子をみたいと思います。3枚以上9枚以内でお好きな枚数をお送りください。
※発送前にカードの枚数確認をしますので、お手数ですが、返信用封筒のフタ部分にお送りいただいた枚数をお書きください。
(この話し合いをしたのが郵送カードの梱包が終わってからだったので、お手紙でお知らせできませんでした。すみません。1度試してみて問題がなさそうであれば、改めて書面にてお知らせさせていただきます。)
その他の細かい規定については、下記をご覧ください。
どうぞよろしくお願いします。
<『OrigamiATC通信』購読のご案内>
『OrigamiATC通信』は、超零細ボランティア組織であるOrigamiATC研究会が発行しているA4サイズ8ページの会報です。半年間に集まったカードのご紹介を中心に、OrigamiATCの情報を発信しています。
第1期(1号、2号のセット/バラ売りはしていません)講読料は、300円(送料別)です。100円切手3枚と、140円切手を貼って宛名(名前に「様」も)を記入した返信用封筒を1枚同封して、おりがみはうすへお送りください。
▲第1期(1号、2号)表紙
第2期(3号、4号)の購読も募集中です(3号は8月、4号は2019年2月発行予定)。講読料は、410円(送料別)です。82円切手5枚と、92円切手を貼って宛名(名前には「様」をつけてください)を記入した返信用封筒を2枚同封して、おりがみはうすまでお送りください。
※返信用封筒は「長形3号(120×235mm)」をご使用ください。
送り先:〒113-0001 東京都文京区白山1-33-8-216 おりがみはうす内OrigamiATC係
ATCとは「アーティスト・トレーディングカード」の略。2.5×3.5インチ(64×89mm)の大きさで、好きなように表現して、交換したりコレクションしたりするカードの事です。
折り紙を使ったATCを、OrigamiATC(オリガミ・エーティーシー)と呼んでいます。
またこのカードは、お金と交換しないのが基本です。
==>> 2017年4月15日(日)の交換会に出品された作品はこちら
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